ベーシックなポイントを抑えて、夢のファームハウスキッチンを作りましょう。

アメリカの農家のイメージに、現代的なセンスを取り入れたモダンファームハウスキッチンが静かなブームになっています。素朴な味わいとモダンな魅力をさまざまに組み合わせられるバリエーションの豊富さと自由さが、人気の理由。

ファームハウスのインテリアにはカントリー調のアイテムが必須ですが、そうしたアイテムだけではおしゃれなキッチン実現できるわけではありません。

そこで今回は、モダンファームハウスキッチンのアイデア写真を見て、現代的でステキなファームハウスキッチンには何が必要なのか、じっくり研究してみましょう。

Rustic kitchen still life

大事なことは、ファームハウスキッチンには、手作り風のもの、素材そのままのもの、時代がついたもの、使い込んだ風合いのものといった要素があるということです。

それをベースに、ここで紹介するアイデアを自由に組み合わせてみてください。レンガをそのまま使ったり、壁を板張りにしたり、緑青のついたアイテムを置くなどすると、温かみのある生活感が出てファームハウスらしくなります。

大規模なリノベーションができない場合でも、ぴかぴかの金具に少し緑青付けをしてみたり、はぎ合わせの板をバックスプラッシュに貼ったりといったDIYで、ファームハウスらしさを作ることができます。

 

ウッドのキャビネット

ファームハウスキッチンのキャビネットは、必ずと言っていいほどウッド素材です。なぜならそれ以外のラミネートなどの素材はモダンすぎるから。ウッドのキッチンキャビネットは伝統的なディテールの古めかしさもちょうどよく、自然の緑青がついているときもあるので、印象作りに大きく貢献します。(塗装でそう見せているときもあります)

最新のモダンファームハウスキッチンのキャビネットは白色が多いですが、金具類、カウンタートップ、その他のアクセサリーとのバランスさえよければ、白以外の色もステキです。

 

ナチュラルな色使い

キッチンの色使いについては、ファームハウスキッチンの場合は白、黒、茶色などのナチュラルな色が中心になります。モダンテイストの強いファームハウスキッチンなら、グレーやネイビーも合います。

 

オープンな棚を使って、吊戸棚を最小限に

ファームハウスキッチンは、吊戸棚が少なく、すっきりしたレイアウトになっているものが大半です。その方がキッチンが明るく、また軽快な印象になるからです。オープンな棚を取り付けてポップなアイテム(クッキージャー、代々伝わる飾り皿など)を飾るのも楽しいですね。

 

コンクリートまたはクォーツストーンのカウンタートップ

ファームハウスキッチンのデザインは、シンプルさが大切。グラナイト(花こう岩)や大理石の豪華なカウンタートップ、濃い色や、マルチカラーのカウンタートップはふつう似合いません(でも、もちろん、自分が気に入ったものを使うのがいちばんです)。おすすめは、コンクリートのカウンタートップ、または滑らかなクォーツストーンです。暗い色なら白など明るい色のキャビネットと、明るい色ならネイビーのキャビネットとコントラストが映えますし、明るい色と白いキャビネットを合わせても、お互いになじんでいい感じです。

 

木材、タイル、レンガのバックスプラッシュ

白のサブウェイタイルと黒の目地の組み合わせは、キッチンのバックスプラッシュに使うタイルのアイデアとしては最もポピュラーで、ファームハウスキッチンには特に多く見られます。

すっきりとした清潔感のあるこの組み合わせは、周囲のアイテムともいい相性です。木材やレンガをむき出しのままでバックスプラッシュに使うと、ひねりを加えた個性的なファームハウスキッチンになるでしょう。

 

エプロンフロントのファームハウスシンク

ファームハウスキッチンの流し台で圧倒的に多いのが、大きめのシンクにエプロンフロントがついたこの形、ファームハウスシンクです。初めは慣れないかもしれませんが、ファームハウスキッチンに使うなら、これがおすすめです。

 

ランプ型のペンダントライト

次は照明です。ファームハウスキッチンの照明は、ランプ型のペンダントライトが一般的です。写真のペンダントライトは調理スペースを明るく照らすだけでなく、周囲の金具類と同じ素材なので、空間全体に統一感を持たせる効果もあります。

 

濃い色の金具

Kitchen Details

キャビネットや引き出しなどの金具類の色は、ブラックマットが一般的です。白をはじめとして、あらゆる色のキッチンキャビネットに映えますし、ファームハウスらしい落ち着きがあります。

またカッパーやブロンズも人気で、少し温かみのある表情になります。どの色の金具の場合も、蛇口も同じ色でそろえると統一感が出ます。

 

ナチュラルウッドのディテール

カウンタートップ、アイランド、装飾のアクセントのどこかに、木目を生かした自然なルックスの木を使うことはファームハウスキッチンの必須条件です。壁に取り付けるフローティングタイプのオープンシェルフを作ったり、ウッドのカウンタートップが際立つアイランドキッチンを作ったりする例が多いようです。

rustic kitchen in brown and grey tones in modern farmhouse ot cottage. Morning coffee on wooden table

 

どのファームハウスキッチンにも共通する「材料」をたくさん紹介しました。これらアイデアは、キッチン全体のシックな印象作りに役立ちますし、スライディングバーンドア(納屋風引き戸)を使ったインテリアのように、好みや暮らし方、予算に合わせて調整することもできます。

人気のあるベーシックなスタイルを紹介しましたが、例えばバックスプラッシュをサブウェイタイルからガラスタイルに替えても、全体の印象を損なうことはありません。むしろ、ちょっとした遊び心が加わって楽しいかもしれませんね。紹介したアイデアを取り入れるときは、そっくりそのままではなく、自分らしい工夫を加えることをお勧めします。

一番大切なことは、自分自身と家族にとって快適なキッチンをつくることなのですから。

この記事はReal Simpleのローレン・フィリップスが執筆し、NewsCredパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@newscred.comまでお願いいたします。