家で過ごす時間が増え、今まで以上におうちごはん楽しむ人が増えています。そこでおさらいしたいのが、正しいテーブルセッティングのマナー。和食の配置は覚えていても、洋式はなんとなく曖昧…という人も多いのではないでしょうか。そこで、カジュアルからフォーマルまで、正しいテーブルセッティングのマナーをご紹介。いつもの食事を格上げしたいとき、普段とは少し気分を変えたいとき、テーブルセッティングをして、おうちごはんを盛り上げましょう。

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昔の人にとっては常識だった正しいテーブルセッティングのマナー。忙しくて慌ただしい現代社会では、もはやパーティーに詳しい人の専門知識となってしまいました。もし今、ベビーシャワー・ランチやカジュアルなディナーパーティー、あるいは大勢が集まるサンクスギビング・ディナーなどを開くことになったら、どうしますか?テーブルセッティングのやり方なんて、子どもの頃にも教わった覚えがないわ…という人も大丈夫。気取らないファミリーディナーから正式な冠婚葬祭のパーティーまで、どんなシチュエーションにも対応できるように、3種類のテーブルセッティングを詳しくご紹介します。

分かりやすいイラストで示してありますので、これを見ながらプレート、ナプキン、ナイフ、フォークなどを並べていけば、簡単にテーブルセッティングが完成します。当日、これを見ながら作業できるように、このページをブックマークしておくといいですね。お子さんにも分かりやすいイラストなので、子どもたちにもお手伝いをしてもらいましょう。

ベーシックなテーブルセッティング

基礎的なテーブルセッティングマナーを知っていれば、普段のディナーや週末の朝食のときに役に立ちます。気取らない集まりなら、プレースマット、カトラリー(ナイフ、フォーク、スプーン)、ディナープレート、ウォーターグラス、ナプキンを使ったベーシックなテーブルセッティングで十分でしょう。

ベーシックなテーブルセッティング

1. テーブルにプレースマットを並べます。
2. プレースマットの中央にディナープレートを置きます。
3. ディナープレートの左側にナプキンを置きます。
4. ナプキンの上にフォークを置きます。
5. ディナープレートの右側にナイフとスプーンを置きます。プレートに近いほうにナイフを、刃をプレートに向けて置き、その右側にスプーンを並べます。この時、フォークとナイフとスプーンの手前の先端と、プレートの端が一直線上にそろうようにしましょう。
6. プレートとナイフの間の少し奥(時計の1時の方向)にウォーターグラスを置きます。

ベーシックなセッティングのマナーに関するアドバイス

好みに応じてナプキンをディナープレートの上に置いても構いません。そうすると、通常のベーシック・セッティングよりややフォーマルな印象になります。

カジュアルディナーのテーブルセッティング

親しい人たちの集まりや肩ひじ張らないディナーパーティーの用意をする時に覚えておくと役立つのが、カジュアルディナーのセッティングです。基本的にはすでに説明した「ベーシックなテーブルセッティング」とほぼ同じですが、サラダプレートとスープボウルが追加になっています。カジュアルディナーでは原則として、食器もグラスもカトラリーも、使用するものだけを並べます。つまり、メニューにサラダが入っていないなら、お皿はディナープレートだけでいいですし、ワインの用意が白だけなら、赤ワイングラスは並べません。スープを出さないなら、スープボウルとスープスプーンは不要です。

ディナープレートの下に敷く装飾用のチャージャープレートはフォーマル用なので、カジュアルディナーでは使わないのが一般的ですが、Real Simpleの編集者ステファニー・シスコさんは、カジュアルディナーにチャージャープレートを使っても構わないと話しています。ただし、集まりの雰囲気に合った堅苦しくないデザインのもの(素朴なウッドのものなど)を選びましょう。

カジュアルディナーのテーブルセッティング

1. テーブルにプレースマットを並べます。
2. プレースマットの中央にディナープレートを置きます。
3. ディナープレートの上にサラダプレートを置きます。
4. コースの最初にスープを出すなら、サラダプレートの上にスープボウルも重ねます。
5. ディナープレートの左側にナプキンを置きます。
6. ナプキンの上にフォークを置きます。
7. プレートの右側に、プレートに近いほうからナイフ、スプーンの順に置きます。
8. ナイフのまっすぐ向こう側にウォーターグラスを置きます。
9. ウォーターグラスの右側の少し向こうに、ワイングラス(またはその他の飲み物用グラス)を置きます。

カジュアルディナーのセッティングのマナーに関するアドバイス

ソルトシェーカーとペッパーシェーカーをひとりひとりに用意するときは、プレースマットの上に置きます。共用の場合はテーブルの中央あたりに置きます。
これでカジュアルディナーのテーブルセッティングはマスターできました。

フォーマルディナーのテーブルセッティング

本格的なディナーパーティーを開く時に必要なのが、フルコースディナーのためのテーブルセッティングです。ステファニーさんによると、フォーマルディナーがカジュアルディナーと最も大きく違うところは、プレースマットではなくチャージャープレート(プレゼンテーションプレートとも言います)を使う点です。フォーマルディナーではプレースマットは避けるのが伝統的なマナーですが、ステファニーさんは、チャージャープレートの下に丸いプレースマットを敷くと、さらにきちんとした印象を演出できると話しています。

フォーマルディナーのセッティングには、たくさんのものが必要です。具体的には、テーブルクロス、チャージャープレート、ディナープレート、スープボウル、サラダプレート、ブレッドプレート、ナプキン、サラダフォーク、ディナーフォーク、ナイフ、スープスプーン、バターナイフ、デザートスプーン、ウォーターグラス、赤ワイングラス、白ワイングラスです。ついひるんでしまいそうですが、心配はいりません。カジュアルディナーのセッティングをマスターした人なら、チャージャープレートを使ったフォーマルなセッティングまで、もうひと息です。

フォーマルディナーのテーブルセッティング

1. テーブルに、アイロンで仕上げたテーブルクロスをかけます。
2. それぞれの席の前にチャージャープレートを置きます。
3. チャージャープレートの中央にスープボウルを置きます。
4. チャージャープレートの左奥(10時と11時の中間の方向)に、ブレッドプレートを置きます。
5. チャージャープレートの左側にナプキンを置きます。
6. チャージャープレートの左側にフォークを置きます。サラダフォークが外側、ディナーフォークが内側になるようにします。フォークはナプキンの上に置いてもいいですし、スペースをゆったり取ったセッティングなら、ナプキンとチャージャープレートの間のテーブルクロスの上に直接置いても構いません。
7. チャージャープレートの右側にナイフとスープスプーンを置きます。プレートに近いほうに、ナイフの刃をプレートに向けて置き、外側にスープスプーンを置きます。縦向きに置くカトラリー(サラダフォーク、ディナーフォーク、ナイフ、スープスプーン)は、すべて間隔を1.3cmくらいに等しくし、手前の先端がチャージャープレートの端と一直線上にくるようにそろえましょう。
8. ブレッドプレートの上に、バターナイフを横向きに置きます。ハンドルは右、刃は手前に向けます。ナイフ類はすべて、刃をチャージャープレート側に向けてセッティングします。
9. チャージャープレートのすぐ向こうに、デザートスプーン(ティースプーン)のハンドルを右に向けて置きます。
10. ナイフのまっすぐ奥に、ウォーターグラスを置きます。その右側の2cmほど手前に白ワイングラス、右側の少し奥に赤ワイングラスを置きます。昔から、食事中はワインより水を飲むことの方が多いので、手に取りやすい近い位置にウォーターグラスを置くことになっています。
11. ソルトシェーカーとペッパーシェーカーをひとりひとりに用意するときは、デザートスプーンの向こう側に置きます。共用の場合はテーブルの中央あたりに置きます。
12. プレースカードを用意する場合も、デザートスプーンの向こう側にセッティングします。

フォーマルディナーのセッティングのマナーに関するアドバイス

スープが終わったら、スープボウルを片づけて、代わりにサラダプレートを置きます。チャージャープレートは本来、テーブルの表面がむきだしにならないよう、ディナープレートの代わりに置くものなので、サラダが終わったらサラダプレートと一緒に片づけて、代わりにディナープレートを置きます。ですが、チャージャープレートを片付けずに、その上にディナープレートをのせても構いません。

 

この記事は Real Simpleの編集部が執筆し、NewsCred パブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@newscred.comまでお願いいたします。