「環境に優しい暮らしを送りたい」。
そんな風に考えている時に参考となるような、エコフレンドリーな家づくりを叶えられる、インテリアデザインの実践的なアイデアをご紹介します。ここで取り上げられているのは、環境だけではなく、健康にも優しいインテリアデザイン。まずはひとつからでも実践してみるのも良いかもしれません。

ウッドフロアをエコフレンドリーな素材に

床板を選ぶ時は、環境にやさしい素材に目を向けてみましょう。ウッドフロアにする場合におすすめなのは、バンブー、コルク、リクレイムドウッドなどの素材。バンブーの茎から作られたフロアは、サステイナブルで手入れがしやすい上に値段も手頃で、とても長持ちします。吸音性や耐湿性に優れたやわらかなコルク材も、再生可能なエコ素材です。原材料にはコルクの木の樹皮のみを使用するため、木を伐採せずにそのまま保存することができ、将来的にもまた利用していくことができます。

家の中で植物を育てる

窓辺にぶら下げたりテーブルの上や隅に置いたりなどして、「生きる彫刻」ともなる観葉植物。どんな場所でも見た目の美しさと実用性を兼ね備えながら、環境に優しいインテリアとしても活躍します。暑い部屋でも涼しげな雰囲気を演出しながら、酸素を出したり空気中の有害物質を除去して、家全体の空気質まで改善してくれます。

賢くリモデルする

キッチンや浴室でも、環境に優しいインテリアや家具は、コンテンポラリーな印象と共にタイムレスな印象を与えてくれます。ここでおすすめするのは、バンブーやユーカリなどの耐久性に優れた素材で作られた棚を使うことや、古い棚をアップサイクルして長持ちさせるという方法。環境志向のキッチンカウンターを検討するなら、再生ガラスや再生紙、コンクリート、石英、リクレイムドウッドやバンブーを使った集積材タイプの素材の利用を考えてみるのが良いでしょう。

壁も賢くカバーする

室内の空気に悪影響を及ぼさない、エコフレンドリーな塗料や壁紙を選びましょう。そのためには、揮発性有機化合物(VOC)を排出しない、または排出量の少ない壁紙や塗料、コーキング材、接着剤などを購入すること。そのほか、再生紙から作られていて、水性インクで印刷された壁紙を探してみるという方法もあります。シンプルにVOC排出量の少ない塗料やステンシルで、外壁に模様を描くということもおすすめです。

ローカルの職人を支援する

インターネットやSNSなどを使って、環境に優しい家具やアート作品を販売するアーティストやお店などが近くにないか調べてみましょう。手作りの作品を自分の町で購入すれば、長距離配送のためにかかるエネルギー消費を節約することもできます。環境に優しい、自分だけのインテリアを購入できると同時に、地元の経済を支えることにもなるのです。

家を省エネ化する

地球のエネルギー資源を守るためにできることとして、古い家電を買い替えるというのも1つのアイデア。従来品よりも省エネができる家電にしたり、白熱電球をLEDやCFL(電球型蛍光灯)などに交換すれば、電気代の節約に。モーションセンサーやプログラム設定のできるサーモスタットを導入すれば、必要な時だけ電気やエアコンをつけることもできるようになります。

ナチュラルな素材を使う

どのようなプロセスでアイテムが作られているのかも、大事なポイントです。たとえば、合成繊維布などの代わりにおすすめなのは、再生可能な資源や再生繊維で織布され、天然染料で着色されたカーテン類、張り布など。ほかにも、インテリアにもぴったりで環境にも優しい素材には、オーガニックコットン、ウール、リネン、バンブー、麻などがあります。ウールやジュート(黄麻)、サイザル麻、海草、再生プラスチックなどで作られたカーペットは、家具のコーディネート全体のベースにもなります。

建築素材を再利用する

環境に優しいインテリア術では、再利用できるものを無駄にしないということも、基本となる考え方の1つです。リクレイムドウッドの販売業者に連絡すること、リサイクルショップに行くこともそう。また、廃品置き場やフリーマーケットで床板、梁、柱、窓などの建築用装飾材を見つけて、リフォームや新築の時に、それらの古い資材を別の用途で使ったりすることもできます。

自分の感性を生かす

今あるインテリアに新しい命を吹き込んで、環境に優しい家具にしましょう。カラフルな塗料、新品やリサイクル品の金物、デコパージュのイラスト、高級感の出るフェイクの塗装剤などを使って、テーブル、イスなどの木製や金属製の家具を、新しく自分だけのものに作り変えることもできます。すでに家にあるものを修理して使えるようにすれば、環境だけではなく、お財布にも優しい家具になります。

まだまだ使用できる、きれいな中古品を購入する

誰かにとっては不要なものが、環境に優しくて、大切な物になることもあります。利用したいのは、リサイクルショップ、不用品セール、オークション。ミッドセンチュリースタイルのモダンなイス、レトロなキャビネット、アンティークのアクセサリーなどのインテリアアイテムをそこから購入してみるのもおすすめです。今あるものをインテリアとして活用すれば、ごみを出すことによる環境への負荷を和らげ、新しい家具を作って配送するために必要なエネルギー資源も節約することができます。

今より良いタイル壁を作る

再生素材のガラス、陶器、金属タイルがあれば、環境志向でありながら、見た目も華やかで人目を引くタイル壁を作ることができます。最寄りのホームセンターやタイル販売店のスタッフに、環境に優しいタイル壁を見せてもらえないかどうか聞いてみてください。もし予算に余裕があるなら、高価なリサイクルタイルとお手頃な陶器製タイルの組み合わせで、魅力的なタイル壁を作ることもできます。

インターネットで情報収集する

「環境に優しいインテリア」で検索すれば、多くの発見に出会うことができます。地球への愛に溢れた素材や斬新な商品を知っていくことは、多くの学びになり、会話のきっかけにもなるでしょう。パソコンのキーやボードゲームのタイルで飾られたフレームや、消防用ホースで作られたウェルカムマット、はたまた廃品のワイン樽で作られたボトルやトレーなども見つかるかもしれません。

布製品を別の用途に使う

1940年代のバーククロス、1960年代のサイケ調のプリントがされた布、100年前のペンドルトンのブランケットなど、ビンテージ物の布製品の中には、エコフレンドリーに使えるハイセンスで味わい深いインテリア素材がたくさん。保存状態の良い生地を使って、家具に布張りをしたり、部屋のスタイルに合わせた家具カバー、ヒダ付きカーテン、枕カバーを作ったりすることができます。軽い綿生地で、明るい気分になれる枕カバーや、レトロでおしゃれなカフェカーテンを縫ったりすることだって可能です。刺繍入りのふきんをフレームに入れると、ノスタルジックな芸術作品にも。きれいな模様入りのインド更紗をランプシェードにかぶせれば、個性的で魅力溢れるライトの出来上がりです。

環境に優しい家具やアイテムを、屋外にも

エコな暮らしに取り組むつもりなら、自然を守りたいと思うのは当然のこと。今、デッキやテラス、庭などで使える、環境に優しい屋外用の家具はたくさんあります。森林管理協議会の認証を受けた木製の家具やプランターボックスを選ぶ、天然のコイア素材を用いたドアマットを敷くなどのほか、再生グラスで作られたソーラーライトや鳥のエサ台を取り付けるというアイデアもあります。再生プラスチックで作られたカーペットを、イスや食卓セットの下に敷いたりするというのも良いでしょう。

 

この記事はBetter Homes & Gardens の記事で、NewsCredパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@newscred.comにお願い致します。