いよいよ夏本番、エアコンの本格稼働の時期を迎えます。例年より在宅時間が増えそうな2020年の夏。この機会に、人間にとっても地球環境にとっても快適な「エアコンの賢い使い方」をマスターしましょう。

「つけっぱなし」「こまめにオン・オフ」の上手な使い分けを

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新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、家で過ごす時間が増えています。この夏も、例年よりお出かけの機会が減り、ステイホームで過ごすという人も多いのではないでしょうか。

夏の屋内で気をつけなければならないのが熱中症です。こまめな水分補給と同時に、エアコンを上手に活用して健康的に過ごしたいもの。しかしだからといって、1日中家にいてエアコンを「つけっぱなし」にしていると、消費電力量や電気代が気になります。

さて、「つけっぱなし」にする場合と、「こまめにオン・オフ」する場合では、どちらが消費電力量が少なくて済むのでしょうか?

この疑問、実は「時間帯によって異なる」が答えです。

ダイキンが実施した検証によると、日中(9:00〜18:00)までの時間帯は、「つけっぱなし」の方が消費電力量は少なくなりました。
一方、18:00〜23:00の間では、「こまめにオン・オフ」をした方が消費電力量が少なくて済んだのです。

>>※検証の詳しい結果はこちらから。
「つけっぱなしがお得という説は本当なのかを検証せよ!」

その理由は、エアコンは「外気温とエアコンの設定温度との差が大きいときに、もっとも電力を消費する」から。日中は外気温が上昇しやすく、室内を設定温度まで冷やすためにエアコンはより多くの力を必要とするのです。

ですから、日中、家にいるときに「涼しくなったから」とエアコンを切り、暑くなるともう一度つける、ということを繰り返していると、オン・オフするたびにエアコンが何度も“頑張る”ことになり、多くの電力を消費してしまいます。

夜間は外気温が下がり、設定温度との差が小さくなるため、運転開始時に必要な力もそれほど大きくならず、都度オン・オフしても少ない電力量で済むのです。

またエアコンはいったん設定温度まで室温が下がると、それを維持するための運転は、少ない電力量で行うことができます。

“ポイントは外気温との温度差”と覚えて、エアコンの運転をおこなってみてください。

また、ステイホームを基本としていても買い物やちょっとした用事で外出することがあります。

日中はこまめなオン・オフよりも「つけっぱなし」の方が電力量は少なくなるとはいえ、外出する時間が長くなるようなら、いったんエアコンを切った方がいいでしょう。

具体的な分岐点は、日中は30分以内、夜間は15分以内。
これ以上の時間、家を空けることがわかっている場合には、いったんエアコンをオフにして、帰宅時にもう一度運転を開始しましょう。

帰宅後は3つのポイントを意識して効率的に冷やす

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日中長時間家を空けた後に帰宅したとき、「一刻も早く部屋を冷やしたい!」という場合は、次の3ポイントを意識することで効率的に快適な部屋をつくることができます。

1. エアコンの運転前にまずは換気を

夏の日中の帰宅時は、エアコンの運転を開始する前に、まずは窓を開けて換気をしましょう。そうすることで室内にこもった熱気が外へ逃げ、エアコンを効率的に使うことができるのです。
窓を開ける場合には、1カ所ではなく2カ所の窓を開けることで空気の流れができ、効率的な換気ができます。2つの窓は対角線上にあるとさらに効果的です。

換気後は、エアコンの冷たい空気を部屋全体に送れるよう、扇風機やサーキュレーターを活用しましょう。エアコンから出る風を背にして、風を送りたい方向に扇風機を向けると、冷たい風が遠くに届きます。

2. 風を上手に使って、涼しさを感じよう

人間の体は、同じ気温でも、風にあたると涼しさを感じます。そのため、暑いと感じたときはエアコンの設定温度を下げるより、まず風量を強くするほうが消費電力量は少なくなります。

温度を1℃上げると、約10%の節電になると言われています。理想的な設定温度は28℃。風を使えば、快適な環境をつくることができます。エアコンの設定を「風量自動」にしておくと、運転開始時は風量を強く、室温が下がってきたら風量を弱くしてくれるので便利です。

3. しつどをコントロールして、快適な空間にしよう

風の活用と同様に、体感温度を下げるのに効果的なのが“しつど”をコントロールすること。
温度が同じでも、しつどが高いほど、人間の体は暑さを感じます。「気温はそれほど高くないのに、なんだか暑さを感じる」というときは、しつどの高さが原因かもしれません。

一般的に、しつどが20%変わると、体感温度は4℃変わると言われており、快適に過ごすためにはしつどのコントロールが大切なのです。エアコンの除湿機能を活用して、ジメジメした空気を外に出し、快適な空気を作りましょう。

risoraには、冷たい風を遠くまで飛ばしてくれる天井気流の機能があります。風がからだに直接あたりにくく、エアコンが効きすぎた室内が苦手という人も安心です。
また、除湿した冷たい風を室内の温まった空気と一緒に送風することで、室温に近づけて除湿してくれる「さらら除湿」機能も。こうしたエアコンの機能をうまく活用してみてください。
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家の中でもっとも多くの時間を過ごすリビングの節電にトライ

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家にいるとき、ほとんどの人が多くの時間を過ごす場所がリビングです。
リモートワークする場合も、個室があっても結局はリビングダイニングにパソコンを持ち込んでいる、という人も多いようです。

リビングは、夏場はエアコン稼働などによりもっとも多くの電力を使う場所。だからこそ、少し意識を変えるだけで節電効果が期待できるでしょう。

夏場のリビングのお悩みで多いのは「窓際の暑さ」。大きな窓があるリビングでは、窓が向いている方角によっては直射日光が差し込み、かなり温度が上昇します。

その場合、この日射を遮ることで、エアコンの冷房効率を上げることができます。

もっとも簡単な方法は、直射日光がさしこむ時間帯にカーテンを閉めること。または窓に遮熱フィルムを貼るのも効果的です。室内からの景観や明るさを損なわずに熱だけを遮断することができます。

窓の外に「よしず」や「すだれ」を設置したり、朝顔やゴーヤでグリーンカーテンをつくったりするのも日よけにはおすすめです。

また最近のリビングは、ダイニングやキッチンとつながった大空間である場合も多くなっています。温度ムラが生じやすく、とくに火を使うキッチンではとくに熱がこもりやすくなり汗をかいてしまうことも。

この場合には、扇風機やサーキュレーターを活用して、室内の空気を循環させましょう。

リビングの冷たい空気をキッチンに送り、空気を混ぜることができるような置き場所を工夫してみてください。床よりも少し高い台に載せると、より効果的です。

毎日利用するエアコン。温度設定や風を上手に利用して、快適に夏を過ごしましょう!