毎日出る大量のゴミにうんざりしている方、「ゼロ・ウェイスト」という言葉をご存知ですか?廃棄物をなるべく減らして、ゴミそのものを出さないようにしようという考え方です。

そんなゼロ・ウェイストという考え方が日に日に広がっています。身の回りのものをすべてリユースまたはリサイクルして、焼却炉や埋立地に持ち込むゴミを減らす──確かに立派な目標ではありますが、コンセプトだけを聞いて「私もやりたい」という気持ちにはなりにくいのも事実。そんな時は、ここで紹介する「ゴミを減らすシンプルな4つの方法」をぜひ参考にしてみてください。いつものやり方をちょっと変えるだけでも、大きな効果が期待できます。

最近、有名な「ゼロウェイスター」たちがInstagramに盛んに投稿しています。 おしゃれなフラットレイ撮影や、インスタ映えするフィルターを駆使して表現されたゼロ・ウェイストな暮らしはとても魅力的。いまやゼロ・ウェイストは当たり前のことと受け止められているだけでなく、誰もが認めるとてもクールなライフスタイルになったのです。トップランナーたちは何万人ものフォロワーを集め、サステナブルなゼロ・ウェイストの考え方は着実に広まっています。

最近はどんなゼロ・ウェイストが話題なのか、また、気軽に始めるにはどうすればいいのかを教えていただくために、「ゴーイング・ゼロ・ウェイスト」というサイトを運営するキャスリン・ケロッグさんにお話を伺いました。ケロッグさんは『ゼロ・ウェイストを実現するための101の方法』の著者でもあります。ゴミを減らすためのシンプルなアイデアから愛用のエコバッグブランドの紹介まで、たくさんのアドバイスをいただきました。これを読めばあなたも「マイボトルを買ってみようかな」「紙皿を使うのはやめておこう」という気になるかもしれません。そしてその思いが、きっと地球の未来(と、あなたのインスタ力の向上)につながるでしょう。

──ゼロ・ウェイストに取り組むようになったきっかけは何ですか?

始めたのは自分自身のためです。20歳の時に乳がんの恐れがあると言われ、生活の中から内分泌かく乱物質をなくしていこうと決めたのです。内分泌かく乱物質は洗剤や化粧品、それからプラスチックなどに含まれていることがありますよね。そこで、洗剤や化粧品のハンドメイドを始めました。そうすれば材料をすべて自分でコントロールできるし、経済的な必要性もあったので。その後カリフォルニアに引っ越したのですが、どこもかしこもポイ捨てのゴミだらけでした。それを見て、生活のなかからプラスチックを減らさなくてはという決意がますます強くなったのです。後で知ったのですが、プラスチックは人間の体に悪いだけじゃなく、地球の健康にも悪いんですよね。

──ゴミを減らしたいと思ったら、何から始めるのがベストな方法ですか?

自分が何を捨て、何をリサイクルしているかに注目することから始めるといいと思います。一般のアメリカ人は、1日当たりなんと約2kgのゴミを捨てているそうですよ。それをどこまで減らせるかを考えましょう。リサイクルに出すこともすばらしい方法ではありますが、根本的な解決にはなりません。使う量を減らすこと、使い方を変えることが必要なのです。買い物をするときは包装されていない商品を選びましょう。また、使い捨て製品も避けてください。キッチンペーパーではなくふきん、ティッシュではなくハンカチ、紙皿ではなく本物のお皿を使いましょう。カトラリーもカップも本物を。そしてナプキンも布のものを使います。1970年代までは、それが普通の暮らしだったんです。

“生活を劇的に変えたり、長い時間をかけたりする必要はありません。習慣を少し変えるだけです。慣れてしまえば、意識しなくてもできるようになります”

──ブログでは、ゼロ・ウェイスト「マストセット」から始めることを推奨していますね。「マストセット」とはどんな内容ですか?

皆さんには、次の「ビッグ4」から始めることをおすすめしています。

1.使い捨てのプラスチックストローを断ります。ストローを使いたい人は、ガラス、金属、竹などでできた繰り返し使えるストローを用意しましょう。子ども向けにはシリコン製のものもあります。

2.食料品の買い物にはエコバッグを持って行きます。私のお気に入りはバッグポッズのもの。生鮮品を入れる小さい袋も忘れずに。こちらはシンプルエコロジーというブランドがお気に入りです。そもそも、ほとんどの野菜や果物は袋を2重にする必要がないので、そのままエコバッグに入れて大丈夫です。

3.出かけるときは、マイボトルに水をいっぱいに入れて持って行きます。携帯電話と財布と水を持って、鍵を持ったら準備OK。さあ、出かけましょう。水道水をそのまま飲みたくないなら、浄水器を買って。外出先で水を買わないようにすれば、やがて大きな節約になります。

4.テイクアウトのコーヒーカップも断ります。マイカップを持って行くか、店内用のマグカップで飲みましょう。私は真空二重構造のマイボトルにしています。ホットコーヒーのテイクアウトにも使えて、とても便利です。荷物もひとつ減りますし。特にお気に入りはクリーンカンティーンまたはヘルシー・ヒューマン・ライフのものです。

ケロッグさん、どうもありがとうございました。さあ皆さん、ゼロ・ウェイストを始める準備はできましたか?せっかく始めても3日坊主にならないよう、ケロッグさんのInstagramをフォローして、新鮮な気持ちをキープしてください。

 

この記事は Real Simple のケイティ・ホルデフェールが執筆し、NewsCred パブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせは legal@newscred.comまでお願いいたします。